■ランディングページ基本用語集■

LP制作全般

ランディングページ

ランディングページとは、ネット広告の世界において、「ランディング=着地」が意味するように、顕在的&潜在的ユーザーが最終的に到達するページのことです

そしてランディングページには、ページ内に明確にユーザーに提示するオファー(申し込み・問い合わせなど)が必ず存在します。

オファーではなく、情報提供が中心となるホームページとは、その点で媒体としての役割が異なります。

また、ユーザーに端的に情報を伝えるために、基本的に1ページの縦長のページが主流です。ただ、オファーの内容によってはサイト型のランディングページという選択肢もあります。

ランディングページを作るということは、いわば自分のビジネスの特徴や魅力をネット上で語ってくれる「24時間働き続ける営業マン」のようなイメージです

加えて、ランディングページをネット上の広告に出稿するというのは、特定のユーザーに向けてチラシを配布するという行為にも似ています。

よって、ランディングページ制作の最大の目標は、誰が読んでも理解しやすく、要点がつかみやすい内容で、かつ見ていて読みやすく、興味関心がそそられるデザインのページを作ることです。
 

コンバージョン

ランディングページを作る上で、一番最初に定義しなければいけないのが、この「コンバージョン」です。

コンバージョンとは、ランディングページ上でユーザーにオファーを行うことで、最終的に達成する目標となります。

例えば、一般的にサロンのランディングページのコンバージョンは「予約獲得」ですし、健康食品のコンバージョンは、「購入」となります。

コンバージョンの定義からランディングページの制作はスタートすると言っても過言ではない重要な概念ですので、制作を外部に依頼する際には、自社にとってのコンバージョンを必ず決めておくようにしましょう
 

ワンメッセージ・ワンオファー

ひとつのランディングページには、基本的にひとつのメッセージと、ひとつのオファーしか存在しません

この原則は、ワンメッセージ・ワンオファーと呼ばれます。

1ページの中で、ユーザーに対するメッセージやオファーが多ければ多いほど、ユーザーは結局何をどうしたらいいのかわからなくなり、当惑してページを離脱する傾向にあります。

そのため、たくさん伝えたいことや、やってほしいことがあったとしても、できる限りの選択と集中を行い、明確なひとつのメッセージとオファーに絞ってランディングページを作るようにしましょう
 

ダイレクトレスポンシブ広告

世の中の広告の種類で、特にユーザーからの反応を積極的に獲得していく広告のことを、ダイレクトレスポンシブ広告と呼んでいます。

例えば、昔からあるダイレクトメール(DM)もそうですし、ランディングページというのもこのダイレクトレスポンシブ広告の仲間です。

特徴としては、掲載している商品がどのような商品なのか、お客にとってどのようなメリットがあるのか、文字情報中心の広告であることです

逆に、大企業が作るようなテレビCMやブランド品の広告のように、「イメージ広告」と呼ばれる広告もあります。

こちらは商品の説明やメリットなどはあまり説明されておらず、文字情報はほとんどない代わりに、大部分が「視覚情報」で占められています。

ランディングページで失敗するパターンとしては、両者の違いを理解することなく、ヴィジュアル優先のこのイメージ広告のようなもページ作ってしまうことです。大企業であればいいのですが、一般的に認知度の低い中小企業や個人がイメージ広告を作ったとしても、なかなか数字に結びつかないでしょう。

あくまで成功するランディングページというのは、ダイレクトレスポンシブ広告であることを理解しておきましょう。
 

ダイレクトレスポンシブマーケティング(DRM)

ネットビジネスで成功するために非常に重要なマーケティング手法のひとつです。

メルマガやステップメールなどのツールを組み合わせて、見込み客を効率的に集め、最大の売上を狙うための方法として、ネットビジネス業界では常識的に活用されてきました。

基本的にはインターネット上で「集客」→「教育」→「販売」という3つのプロセスを徹底すれば、非常に費用対効果の高い仕組みを構築できるという形で語られることの多い手法ですが、実際の歴史は100年以上前からスタートしているなど、非常に深い歴史と知識が存在しています。

この10年で、誰でもスマホでネットの情報にアクセスできたり、数々のステップメールのシステムなども安価で構築できるようになりました。

あらためてDRMの魅力について、再度見直す時代に来ていると個人的に感じています。
 

コピーライティング

コピーライティングとは、まさに「売るための文章」です。

もっと具体的に説明すると、本サイトにて、ランディングページに必要な4つの情報ということでまとめていますが、これらの情報をよりお客様の心理状態に沿って、購買意欲をそそられるような形で編集したものを「コピーライティング」と私は呼んでいます。

コピーライティングは一般的にセンスがないとダメとか、経験がないと書けないという認識がありますが、私からすると、しっかりと前述の4つの情報を集めていれば、そこまで困る問題ではないと考えています。

なぜなら、コピーライティングはいくつもの定型化されたパターンがあるので、前述の4つの情報されあれば、あとはそのパターンに集めた情報を当てはめていくだけだからです。

ここ最近はユーザーがスマホを通じて無数の情報に触れるようになりましたが、逆に誇大広告や煽った広告は一発で見抜かれるぐらい、ユーザーの目も肥えてきています。

そのため、小手先だけのライティングテクニックや、無駄に煽るような表現に走る前に、お客さんが求めている情報を純粋に提示してあげることのできるような正しいコピーライティングを実践するようにしましょう
 

ファーストビュー

ランディングページにユーザーが流入したときに、一番最初に視野に入る部分を、「ファーストビュー」と呼びます。

人は第一印象がすべて、とよく聞きますが、ランディングページにおいてもそれは同様です。最初の印象が悪ければ、誰もその続きを見てはくれません。

これだけ世の中にランディングページを自動的に作成するようなツールができても、ファーストビューだけはなかなかクオリティの高いモノが人工的に生み出せず、いわばWebデザイナーにとっての腕の見せ所です

私の考えるファーストビューのデザイン方針としては、文字情報も視覚情報も、極端に読みにくくならないレベルで、一定以上密度の高い形で作成します。

基本的に、何かをオファーするランディングページのファーストビューは、ある程度情報の密度を高くした方が、ユーザーにこれから紹介する商品やサービスが何なのか直感的に理解させることができたり、またデザインの細部にこだわりを持たせることで自分たちの本気度が伝わるからです。

逆にファーストビューにあまりにも情報密度が不足していると、前述したイメージ広告のように、印象には残るけど結局何を言いたいのかわからない広告になってしまう可能性大ですので、気をつけたいところです。
 

オプトイン(リスト獲得)

ネットマーケティングの世界において、リスト=メールアドレスの事を指します。

そしてオプトインと呼ばれるランディングページを作成し、無料コンテンツなどを配布することで見込み客を集めるという方法があります。

自分のビジネスにDRMを取り込みたいという場合、こうした「オプトイン」や「リスト」という用語を押さえておくだけでも、デザイナーや制作会社に自分たちの意図が伝わりやすくなります。

プロダクトローンチ

プロダクトローンチとは、インターネット上で大きなキャンペーンを実行し、大きな売上を上げるために用いられる手法です。

数枚のオプトインページや、ワードプレスで構築された教育用の動画サイト、フロントエンド用のセールスレター、そしてバックエンド用のレターなど、数々のページを組み合わせて、一度で多数の成約数を狙っていきます。

あまりにも器を超えた結果が極端に出てしまうこともあるため、賛否両論の手法ではありますが、マーケティングプランのひとつの作戦として、こうしたビジネスモデルがあることを知っておくといいでしょう。
 

ステップメール

DRMを実践するにおいて、欠かせないツールがこのステップメールです。

登録したユーザーに、1日目、3日目、5日目と自動でメールが配信され続けて、最終日の8日目にセールスをかけることで、結果的に自動的に売上が発生する・・・というような仕組みを構築することができます。

また、ネット上の広告では、全てのユーザーの行動を数字で把握することができるので、何人にメールをして何人が購入したのかなど、客観的なデータを得ることもできます。

ユーザーの大きなメリットとなるステップメールを構築することは実に大変ですが、時間をかけてコツコツと構築する甲斐のある方法であると言えるでしょう。
 

広告バナー

ランディングページを広告出稿する際、Googleのディスプレイ広告などで使用することのできるバナーとなります。

ここ最近は数多くのネット上の広告媒体が出現し、それに伴って数々のバナーサイズが必要となりました。

本サービスでは料金内でバナーを作成可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
 

モバイルファースト

2010年代、スマートフォンを持つ人の割合が増えた結果、人々はほぼ全てのサイトをスマホで閲覧するようになりました。

そこで生まれたのが、Webの世界においてもスマホユーザーに向けたデザインを用意するべきだというモバイルファーストの考え方です。

もちろん、ランディングページにもこの考え方は非常に重要で、いまやスマホの存在を無視したランディングページの存在意義はほとんどなくなってきていると言えます。

ただ、かといってパソコンでの閲覧がすべてできなくなるとうページも、あまり役には立ちません。

これからの時代は、モバイルファーストを意識しつつも、かといってパソコンでの閲覧性が失われない、ちょうどいいバランスのランディングページデザインが求められるようになると私は考えています
 

レスポンシブウェブデザイン

レスポンシブウェブデザインとは、PCとスマホでデザインが可変するWebデザインの手法であり、本サービスで制作するランディングページも基本的にはこの手法で制作しております。

ただ、ランディングページは従来のホームページとは異なり、単純にスマホ対応させればOKというものではなく、商材のターゲットに合わせて柔軟にデザインを調整していく必要があります。

そこで、どのような形でスマホ対応を考えるのか、という点から、本サービスではこちらのページに具体的なデザインをまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。
 

サンクスページ

サンクスページとは、ユーザーがランディングページを通じて申し込みや予約をした後で表示される、お礼を伝えるページのことです。

コンバージョンを測定するタグなどは、基本的にこのページに挿入をします。

なお、本サービスでは、サンクスページの制作も料金内で行っております。
 

IT関係

レンタルサーバー

有名なところでは、さくらサーバーやエックスサーバー、ロリポップなど、自分の制作したランディングページを設置するサーバーのことです。

こちらのサーバーとの契約がなければ、制作したランディングページを正式に公開することはできません。

すでに所有しているホームページなどで契約中のレンタルサーバーがあれば、FTP情報を送って頂くことでデータを設置することが可能でございます。
 

ドメイン

●●.comというような、独自のURLのことをドメインと言います。

ドメインは個人で取得可能であり、上記のレンタルサーバーと紐付けることで、自分たちでランディングページを運用し、広告出稿することも可能です。

もし独自ドメインでランディングページを運用したい場合は、お名前ドットコムや、ムームードメインなどでドメインを取得しておきましょう。
 

FTP情報

FTP情報とは、サーバーにログインするためのログイン情報のようなものです。
こちらにFTP情報を送って頂くことで、データ設置代行が可能なります。

「さくらサーバー FTP情報」「エックスサーバー FTP情報」などのように検索をすると、該当する情報があわかりますので参考にしてください。
 

広告運用系

LPO

LPOとは、「ランディングページを最適化する」という意味の言葉です。

広告運用によって出てきた結果を元に分析を加えて、キャッチコピーを訂正したり、デザインを修正したり、オファーの内容を変更したりといった調整を加えていきます。

良いLPOのコツとしては、「全部をいきなり変えない」ということです

何も成果が出ないからといって、全部のデザインを丸ごと変更するという人がたまにいますが、それでは何が悪かったのか原因がわからなくなり、いくら新しいデザインにしたところで、結局袋小路にはまってしまいます。

そのため、しっかりと現時点で収集できるだけのデータを集めた上で、大きなところから小さなところを見て、正確な分析をした後、デザインなどの修正を加えていきましょう。
 

SEO

SEOとは、検索エンジンに自分のページを上位表示させるために最適化する、という意味の言葉です。

ランディングページは基本的には以下ので説明するPPC広告向けの媒体であるため、直接的なSEOは期待できませんが、現在所有しているホームページなどのドメイン直下に設置することで、何も対策しないよりは効果を期待できることもあります。

SEOで集客したユーザーを、ランディングページに流入させることによって、顧客を獲得するというのが、理想的なモデルとなるでしょう。
 

PPC

PPCとは、GoogleやYahoo!などで出稿できるキーワード広告のことです。

検索結果に応じて自分の広告が表示され、1クリックごとに費用が発生しますが、すでに解決策を探し求めている顕在客に向けて自分のページを露出させることができるので、ネットならではの効率的な広告手法となります。

特に、今はリマーケティング広告など広告の種類が多様化し、常に最新の情報をキャッチアップする必要があります。

ランディングページをうまく使いこなすためにも、しっかりとネット広告に関する全体像を押さえておくことが賢明です。
 

Google広告

Googleが提供するPPC広告の総称です。
キーワード検索広告や、ディスプレイ広告など、様々な方法でユーザーに自分のサイトを認知させることができます。
 

Yahoo!広告

こちらはYahoo!の提供するPPC広告の総称です。
世の中ではほぼみんながGoogleを使っているような印象がありますが、Yahoo!もまだまだユーザー数は多く、PPC広告を出稿する際の候補に必然的になります。
 

Facebook広告・Instagram広告

SNSを通じて自分のサイトやランディングページへ流入させる広告です。
全世界で巨大なユーザー数を抱えるFacebook広告や、最近では多機能になりつつあるInstagram広告が人気の媒体となっています。

 

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